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クモ膜下出血(原因・症状・治療)

高血圧が原因に

脳を覆う三層の膜は内側から「軟膜」「くも膜」「硬膜」と呼ばれますが、このくも膜と軟膜の間で出血が起き、髄液に血液が混濁したり、出血そのものが脳を圧迫したり、形成された血腫が梗塞を引き起こしたりするのがくも膜下出血という症状です。

原因は大体がくも膜に存在する動脈瘤の破裂であり、高血圧をリスクファクターとして、怒りや運動、興奮をきっかけとして引き起こされます。アルコールや喫煙も間接原因として挙げられていますが、隔世遺伝で起きる可能性の高い症状でもあるようです。

症状について

症状としては、最初の出血で3分の1が死亡するという非常に高い死亡率となっています。併発する血管攣縮や再出血などにより、1ヶ月以内には半数が死亡し、10年以内では8割近くが死亡するとされています。一口に言って、発症してしまうと高い確率で死に至る非常に危険な症状だと言えます。

自覚できる症状としては「激烈な頭痛」「嘔吐」から意識障害などを起こして昏睡状態になることが多いようです。その他「視覚障害」「麻痺」「失語」などの症状が出ます。

治療は手術による腫の除去

治療としては、まず出血がきちんと止まるまで降圧剤などを投与した上で安静に置かれます。そこから大体の場合開頭手術を行なって、破裂した動脈瘤のクリッピングと血腫の除去を行います。近年出てきた手法としては開頭手術ではなく、血管から動脈瘤にコイルを詰めて閉塞を行い、血管拡張剤で血管攣縮を防ぐ治療なども行われています。

ただ、いずれの場合でも予後は非常に不良であることが多く、QOLという点から行けば、治療自体に賛否が有るのが現状です。

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