隠れ脳梗塞

梗塞があっても自覚症状がない

脳梗塞とは脳の血管が大なり小なり詰まっている状態を指します。脳に限らず体の器官というものは多少の冗長性を持っており、一部が機能不全を起こしたからといって即座に甚大な症状が出てくるものでは有りません。

脳血管で梗塞が起きていながら、自覚的な症状が出てきていない状態を「隠れ脳梗塞」「無症候性脳梗塞」と呼びます。

ラクナ梗塞は無症候性脳梗塞の一つ

脳血管が一部詰まっていながら、自覚症状が出てきていないというのは脳梗塞の種類の内「ラクナ梗塞」によく見られるパターンであるようです。

ラクナ梗塞は毛細血管の動脈硬化により、血流が不全を起こす脳梗塞ですが、詰まるのが基本的に毛細血管であるためダメージを受ける範囲が小さく、大血管が血栓などで詰まった場合と異なり、明確な症状がでないことも多い脳梗塞です。場合によってはまだ詰まっていない近隣の毛細血管からカバーが入っていることも多く、この場合は脳細胞自体にダメージが発生していないので、なおさら自覚症状が有りません。

60代の約8割が隠れ脳梗塞

もちろん、症状がないといって放置していて良いものではなく、本質的にはいつか爆発する爆弾と考えたほうが良いでしょう。ただ、この隠れ脳梗塞、日本人の場合40代では3人に1人、50代では2人に1人、60代では約8割に見られるという話ですので、「隠れ脳梗塞かも」と取り敢えず疑ってかかっても間違いではないと言え、「誰もが時限爆弾を抱えている」と言い換えても過言ではありません。

寿命まで時限爆弾を爆発させないためには、生活習慣の改善や、血圧コントロールなどでリスクを低減していくことが重要になります。

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