脳梗塞ココが知りたい!トップ > 脳梗塞の前兆一過性虚血発作はなぜ起こる?

一過性虚血発作はなぜ起こる?

動脈硬化が進んだ脳血管が原因

一過性虚血発作は、完全には塞がっていないが、かなり動脈硬化が進んで血流が悪化している脳血管の存在によって起きてきます。より具体的には、毛細血管が柔軟性を失うことで血行不良となるラクナ梗塞や、動脈内壁にコレステロールによるプラークが形成されて血管を塞いでいくアテローム梗塞で前兆症状としてよく見られるのが一過性虚血発作だと言えます。

潜在的な脳梗塞の前兆

こうした「半分閉じた」動脈は、血圧の状況などで血流が確保できたり閉塞したりとぶれが生じます。安静時などで血圧が下がった状態の時、一時的に(数分程度)血流が遮断されて脳の機能に軽い障害が出るのが一過性虚血発作しくみです。

活動状態に入って血圧が上がると血流が復活し、現れた症状も脳細胞が壊死したためではなく、血流の短時間途絶によって脳細胞が部分的に仮死状態に陥ったためであるため1日程度で消えてしまいます。このため見過ごされることも多い症状ですが、実際はかなりの高い確率で潜在的な脳梗塞の前兆であり、一過性虚血発作が見られた場合、脳梗塞を疑っての診察・検査が強く推奨されます。

頻発する場合は速やかに検査を受ける

また、別の仕組みとしては、アテローム梗塞などで形成されている血栓が、ちぎれて別のより細い血管に詰まって起きる小規模な脳梗塞であることも有ります。こちらはその血栓がすぐ溶けるので一過性の症状で済みますが、場合によってはそのまま脳梗塞へと発展していくことも有り得ます。

いずれのパターンにせよ、一過性虚血発作が頻発するようなら、本格的な脳梗塞への秒読み段階だと考えて、速やかに対処を行うべきです。

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