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MRI(磁気共鳴断層撮影)

磁気の共鳴を画像に起こす検査方法

脳梗塞の検査としてより詳細なデータを得られる検査手法が、MRIです。
MRIは強力な磁気をかけて、それに対する原子核スピンの挙動が生体組織毎に変わってくる事を利用して、体内を画像化する撮影方法であり、CTに対してX線被曝が起きない、立体画像を詳細に得られるという利点を有しています。

実体としてみているのは水の水素原子であり、極端な例えをすれば電子レンジに掛けた水の温まり具合や冷め具合が、その水の成分によって変わってくるので差異を画像として認識することの出来る手法と言えるでしょう。人間の体は3分の2が水で、水が全く無い場所は有りませんので、結果として全身くまなく撮影することが可能になるわけです。当然、脳もしっかり水分を含んでいますので、MRIにてバッチリ検査を行うことができます。

拡散強調画像について

また、特に脳梗塞に関しては「拡散強調画像」という撮影手法を用いる事により、古い梗塞箇所と新しい梗塞を見分けることが出来るなどの高いレベルでの識別が可能になります。

仕組みとしては拡散係数の低い水を検出することができ、梗塞が起きた部位では拡散係数が低下するという性質とうまく咬み合って、梗塞・虚血性病変を鋭敏に検出することが出来るようです。
特にこの拡散低下は急性期の脳梗塞に於いて顕著であり、救急で担ぎ込まれた患者の脳梗塞を確認、箇所特定するのにMRIは高い威力を発揮しています。

問題は設置されている病院が少ないこと

ただ、こうしたMRIという検査機械は、その辺の診療所でも備えているということは期待できず、自然と大きな病院に頼る他ありません。

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