脳梗塞ココが知りたい!トップ > 脳梗塞の外科手術頸動脈血栓内膜切除術

頸動脈血栓内膜切除術

頸動脈の保護が梗塞を防ぐ

心臓から脳に向けて血液を送る血管として、非常に重要な経路になっているのが頸動脈です。
首の左右に1本ずつ有るため、一応はどちらかが詰まっても即座に脳全体が脳梗塞に陥るというわけではありませんが、動脈硬化という現象は体全体で進行するだけに、片方が詰まった時に、もう片方も閉塞する寸前ということはあり得ます。

完全に閉塞していなくとも、血流が著しく減った状態では脳も満足に動かせませんので、頸動脈血流を確保するための治療を行う必要があります。

また、頸動脈という脳に非常に近い部位で動脈硬化が起きているのを放置していると、そこで形成されたアテロームがちぎれて、脳内血管に流れ込んで梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

血管の詰まりを除去する手術

頸動脈で閉塞が起きる原因の主なものとしては、血管内壁にプラークが形成されて血管内部を塞いでいく「アテローム梗塞」が主なものとなります。

このアテロームを切除して血管内のスペースを確保する手術が「頸動脈血栓内膜切除術」となります。イメージとしては「水道管掃除」というのが近いでしょう。

手術の方法について

実際の施術は、抗血栓薬のヘパリンなどを投与した上で頸動脈周辺と頸動脈自身を切開して、手作業にて直接血管内壁のプラークをねこそぎ落としていきます。清掃が終わったら元通り縫合して手術終了。手術中は施術する側の頸動脈血流を止めておくか、血流確保の管を先に入れて行う様です。

なお、現在ではこの手術は10日ほどの入院で受けられるようで、体へのダメージもそれほど大きいというわけではないようです。

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