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失行症

脳梗塞は動作と認識の連動を難しくする

人間の動作というものは、極簡単な動作から、実はかなり複雑な調整や連動を行わないとできない動作まで、様々な物があります。実際、簡単に見える動作で有っても、非常に多くの筋肉などを連動・調整させて動かさなければいけません。

動作そのものは多くの小脳などで自動化されていますので、脳梗塞などでも失われることは無いのですが(麻痺によって実際に行えなくなることは多々あります)、その動作を認識と結びつけるための機構は破損することが有ります。

自発的な動作が行えなくなる

意図した動作が行えない、指示された動作が行えない、そもそも「体をどう動かしたら良いのかが全く理解出来ない」状態になる症状のことを失行症といいます。この失行症は軽度のものから重度のものまで様々な形で現れます。

軽いものであれば動作が全般にギクシャクする、複雑な手順の動作を行えなくなるといったところですが、重くなっていくと目の前で行われた動作を反復できない、動作自体が思い浮かば無いといった状態になり、甚だしければ自発的に意味ある動作がほとんどとれなくなります。

失行症にようる行動障害について

日常の中での具体的な例としては、「お茶っ葉を入れてから急須にお湯を注いで、少し待ってから湯のみに注ぐ」という連携動作が取れずに「空の急須にお湯を注いでしまう」という例や、「歯ブラシと歯磨き粉が有っても、歯ブラシをどう使って良いかが想起できず、歯磨き粉をそのまま口に持っていく」などというパターン、そして「服の上下左右などがうまく認識できず、裏表や上下が逆の状態で着てしまう。手はちゃんと動くのにボタンを閉める動作が取れない」などの行動障害が出てきます。

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