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半側身体失認

自分の体を認識できなくなる

半側空間無視が、外の環境に対しての無視であるなら、半側身体失認は自分の体に対する無視です。こちらも同じく、脳の半球がダメージを受けることで起きてくる症状です。

半側身体失認の症状が出ている人は、自分の体のどちらか半分の存在を認識できない、認識し難くなっています。左右どちらでも有り得ますが、失語症との絡みで症状を訴えられることが多いのは左側身体失認となります。

半身の存在を失認する

具体的な姿としてどのようになるかというと、座る際に失認している側の手足を敷いて座ってしまう、食事や作業で失認されている側の手足が全く使われないといった形になって表れます。
これは、当人にとって失認されている側の体はまさに「存在していない」という感覚になっているのが理由であるようです。これは、「存在しているのをわかっていても感じられない、動かせない」という片麻痺とは異なり、「問題なく動かせるし、感覚も有るのに、意識から半身の存在が抜け落ちる」というものです。

そのため、周りから「そっちの手も使ったら?」と注意を受けた直後はちゃんと両手での作業をしていても、すぐに忘れられて、片手で作業をしているといったことになります。
もちろん、片麻痺が同時に起きている場合もあり、中には麻痺が起きているのに、そのことを認識しないで行動するといった事も見られます。

手足の存在が抜け落ちる

とにかく、意識的な行動からは「そちら側にも手足が有って体が有る」ということがすっぽり抜け落ちるのが半側身体失認だと言えます。

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