血栓の予防方法

血栓の種類について

心原性梗塞やアテローム梗塞において脳梗塞の直接の原因となる血栓。この血栓は、その成り立ちにおいていくつかの分類をすることができます。

一つはアテローム梗塞に見られる「アテローム」「プラーク」の形で、問題となる血管内部で成長していく血栓です。もう少し詳しく見ると、まず血中悪玉コレステロールが酸化された物が、血管壁内膜にへばりついたり、潜り込んで「プラーク」を形成していきます。

プラークは血管中のかさぶた

このプラークは段々と成長していき、そのまま血管を閉塞させてしまう場合もあれば、途中で破裂する場合もあります。前者も困りますが厄介なのが後者で、血管壁内膜と一体化しているために、その破裂は内膜自体の損傷とイコールになります。

そのため修復に血小板やマクロファージなどが集まってきて、さらに傷口を塞ぐフィブリンなども活性化します。結果として「血管の中にカサブタが出来る」ような状態になってしまい急激に成長、これが血栓として血管を塞ぐことが起きてきます。

悪玉コレステロールが原因となるアテローム

即座に塞がないまでも、破裂により血小板やらカルシウムやらコレステロールやらが渾然一体となったものを「アテローム」と呼び、それ自体による閉塞と、ちぎれて流れて細い血管に詰まるリスクなどを高めます。このタイプの血栓の予防はまず悪玉コレステロールの低減が一番となります。
その上で抗血小板療法や抗凝固療法が用いられます。

心原性血栓は血の塊

もう一つの血栓が「心原性血栓」で、これは心臓の各種不整脈を原因として生まれる「血の塊」です。
時間が経てば溶解するのですが、突如として大規模な梗塞を引き起こすリスクも持っています。こちらの予防としては、まず不整脈の治療と、抗凝固薬・抗血小板薬の投与が主なものとなります。

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